◇松野仁貞のワールドリポート


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 日本を除くG7各国首脳は、新型コロナウィルスが蔓延する中での東京五輪には参加しないとの方針を決めた。複数の関係筋が明らかにした。各国首脳は、日本国内で何ら有効なウィルス対策も講じないで五輪開催のために感染者数の隠蔽などに躍起になっている安倍晋三首相に対して決定的な不信感を抱いているという。

 IOC(国際オリンピック委員会)が東京五輪中止に関して「WHO(世界保健機関)の勧告待ち」とのスタンスの中で、各国の去就が注目されていた。

 本誌既報の通り、米国は強行開催の場合は不参加との方針を決めているが、3月22日にはカナダのオリンピック委員会(COC)が「強行開催の場合には選手団を派遣しない」として不参加を表明した。

 各国の国内では、各種競技団体や選手たちから健康へのリスクを懸念する声が続々と上がっており、関係筋は「英国、フランス、ドイツ、イタリアなど主要国政府内でも不参加の方針はすでに決まっており、強行開催の場合にはほとんどの国が不参加となる」との見通しを明らかにした。

 16日に行われた初のG7テレビ電話首脳会談でも、各国首脳は中止・延期の考えを表明。会談後、安倍晋三首相はマスコミ向けに「東京五輪開催でG7首脳の合意を得た」と会談の内容をねつ造して報告。米トランプ大統領にtwitterで真相を暴露されるなどの醜態をさらしている。

 日本国内では五輪開催を強行するために検査拒否などで感染者数の隠蔽工作に躍起になっていることは、世界のメディアや各国首脳には周知の事実。在京外交筋は「安倍晋三という人物の無能さは各国首脳共有の認識。各国首脳は不信感にとどまらず強い嫌悪感を抱いている」と語った。

 また別の外交筋は「何ら有効な対策を取らずに国民を混乱に陥れている安倍晋三首相の下で『日本は新型コロナウィルスの培養皿』との状況はひどくなるばかりだ」とした上で、「開催強行の場合には、欧米主要国だけでなく中国、ロシア、韓国などが続々と不参加を表明することになる」との見方を示した。(World Review 編集長 松野仁貞)

 

【本誌参照】

■G7各国は不参加 東京五輪強行開催ケースで足並み

■コロナウィルスが変えた私の日常生活 ~大邱ヴィーナスの韓国便り~

■米は東京五輪不参加の方向 新型コロナで「日本が最も危険な地域」

■脳、心臓、腎臓など複数臓器にも症状 / 新型コロナで中国当局が病理所見

■IOC 東京五輪中止で最終調整 「日本は新型コロナの『培養皿』」

■日本人の死者推計57万人 新型コロナで米シンクタンクが報告書

■新型コロナの「変異」確認 攻撃力・感染力増強「未知の領域」へ

■新型ウィルスに人為操作の痕跡 AI予測「死者5300万人」

■武漢に生物兵器開発施設 コロナウィルスの感染源の可能性