◇松野仁貞のワールドリポート

Scientists say the virus has split into two noticeably different strains, and most people have caught the more aggressive version, but it is now fading out while the milder strain continues to infect people


 猛威を振るっている新型コロナウィルス(COVID-19)の変異が、北京大学生命科学大学院と上海パスツール研究所の研究チームによって確認された。変異したウィルスはヒトに対する攻撃性と感染力が飛躍的に増強しているという。英二紙が相次いで報じた。新型コロナウィルスは本誌既報の通り人為操作の痕跡がすでに確認されている。検査方法や治療法も確立されておらず、人為を超えた変異という新たな段階に突入したことで、新型コロナウィルスは「未知の領域」に移行し始めたといえる。

 英国のテレグラフとデイリーミラー両紙が報じたところによると、研究者チームは、新型コロナウィルスが「S」型と「L型」という2種類に変異していることを確認したという。

 研究チームによると、L型は、ヒトへの攻撃性・感染速度が飛躍的に増強しており、感染した場合には重篤な症状が出るケースが多いという。一方のS型は、新型コロナウィルスの特性を継いでおり、L型ほどの攻撃性はなく症状も比較的軽いが、感染速度が緩やかでじわじわと感染が広がる危険性がある。現在世界各国で感染が確認されているケースのうち約70%がL型で、残り約30%がS型という。

 本紙既報(『新型コロナウィルスに人為操作の痕跡 / AI予測「死者5500万人」』)の通り、新型コロナウィルスは、自然由来のコロナウィルスに対してヒトに感染するように人為的な操作を加えた上に、Sタンパク質配列を操作してHIVウィルスを埋め込んであることが、デリー大学の研究者チームによって確認されている。

 こうした人為操作で産み出されたウィルスの変異が確認されたことについて、複数の医療専門家は「ヒトへの攻撃を目的として人為操作で産み出されたウィルス自体が極めて危険な存在だが、そのウィルスが変異をし始めたということはまさに『未知の領域』。世界中で想像を絶するパンデミックに直面する可能性がある」と強い懸念を示している。

 また、産経新聞が報じたところによると、新型コロナウィルスの新たな病理診断結果が明らかになった。中国の国家衛生健康委員会の資料によると、感染者の病理診断から、肺のほかに脳や心臓、肝臓、腎臓、脾臓、リンパ系組織に病変がみられた。組織での出血や肥大、壊死など深刻な病変が確認されたという。

新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所)


 重篤な病変はL型に感染したためとみられているが、S型・L型を含む新型コロナウィルスについては治療法はもとより検査方法も確立されておらず、中国・武漢のケースのような爆発的な感染が世界各地でさらに広がる可能性が指摘されている。

 こうしたなか、中国政府は「湖北省以外での封じ込め」など新型ウィルス対策の成果に言及し始めているが、専門家の間では懐疑的な見方が一般的だ。

 国際情報筋は「各国が感染者数を公表しているなjかで、最も信憑性に疑問なのが中国と日本。どんなに少なく見積もっても公表数の10~15倍。それ以上が実数に近いとみられる」と指摘する。

 別の在京国際情報筋は「なかでも世界中で最も危険と見なされているのが日本」としたうえで「検査を含む有効な対策を何ら取らずに、東京五輪開催を控えて感染者数の増加を隠蔽することだけに躍起になっている。それだけではなく思いつきの政策で国民を混乱に陥れている。考えられない国だ。世界は日本がパンデミックの中心になるとみている」と切り捨てた。(World Review 編集長 松野仁貞)


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【参照】 

英テレグラフ紙https://www.telegraph.co.uk/science/2020/03/04/coronavirus-has-mutated-aggressive-disease-say-scientists/

英デイリーミラー紙https://www.dailymail.co.uk/health/article-8073543/TWO-strains-killer-coronavirus-spreading-study-claims.html